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天神城 その1

角田幸です。

前回は真田氏が造った川場用水のお話をしましたので、
今回は真田氏より以前の領主であった沼田氏が築いた天神城のお話をします。
天神城は弘治3年(1557)に沼田万鬼斉顕泰(ぬまたばんきさいあきやす)の隠居所として築かれたといわれています。天神城は「城」がつきますが、いわゆる一般的な城郭のイメージと異なります。建造物としては昔の大きな農家のような茅葺屋根の母屋や兵庫矢倉、物見矢倉があったと言われています。そして、天神城が建てられた地は、薄根川と溝又川の合流点で東と南が約30mの断崖絶壁になる天然の要塞でした。また、明治初期までは1反近い面積があったといわれていますが、川の浸食により削られて現在はその面影を見ることはできません。
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そして、この地で肉親同士の悲惨な争いが起きますが、その話は次回にします。