区民まつり2日目、他部署からの応援ということで川場村ブースで売り子をやってきました!
4時間のみですが、久々の物販なので楽しくやらせていただきました。
野菜やヨーグルトなどを買っていただいた皆様、今度は川場村でお待ちしております!
(むらやま)
区民まつり2日目、他部署からの応援ということで川場村ブースで売り子をやってきました!
4時間のみですが、久々の物販なので楽しくやらせていただきました。
野菜やヨーグルトなどを買っていただいた皆様、今度は川場村でお待ちしております!
(むらやま)
こんばんは!世田谷区岡田です。
いよいよ明日から世田谷区夏の風物詩、「せたがやふるさと区民まつり」が8月1日、2日の両日で開催されます!
我々区民健康村・ふるさと交流課は区民まつりの事務局担当課として、おおよそ1年かけて区民まつりの準備をしてきました。私は異動して初の区民まつりですが、写真の通りいよいよ周知パネルも立ち、ついにまつりが始まるんだなと不思議な感動がありました。
今年のフィナーレコンサートは歌手の岡本真夜さん。代表曲「Tomorrow」を会場で聞けるのを私も楽しみにしています。
14日の上毛新聞朝刊に田んぼアートの様子が掲載されました。
併せて動画も配信されたのでこちらも是非
北海道 旭川にて開催された
【全国田んぼアートサミット 2015in北海道】
(主催:JAたいせつ 田んぼアート実行委員会)
に参加してきました。
http://town.takasu.hokkaido.jp/intro/tanboart/index.html
昨年、山形県米沢市で開催された同サミットに出席し、その時の「ご縁」で青森県田舎館村さんから種もみを分けて頂ける事になり、そこから今年の「4色の田んぼアート」を始めるきっかけとなりました。
今年、苗おこしに失敗してしまった黄色の稲ですが、田んぼアートの仲間繋がりで米沢市さんや、高山村さんから苗を分けて頂き、無事に田植えを終える事が出来ました。
そんな「ご縁」に感謝し、さらに「繋がり」を強める為にも参加してきました。
「梅雨」の本州を飛び立つと。。。
北海道は快晴。空気もカラッとしていました。
サミットは鷹栖町メロディーホールにて行われました。
全国各地から田んぼアートしている18の団体が参加しました。
今回参加出来なかった田んぼアートをしている地域もたくさんありますから、日本全国ではとても多くの田んぼアートがあるのではないかと思いました。
大きなホールが満員になるほどの大盛況の中開催されました。
シンポジウムは各地で田んぼアートをされている方が田んぼアートをする上での問題点、自分の地域の特色などを発表しました。
主な問題点としては
1・田んぼアートをする為の資金が足りない
(田んぼアートをするには、苗や肥料の代金、地代、イベントにかかる経費、見晴らすための高台作りなどお金がかかります。
地域おこしの為の助成金などを使う地域もあれば、参加料を頂きそこから捻出する。収穫された米を売る。協賛金を募る。募金箱を置く。見学料を取る。などがありました。)
2・田んぼアートをするにあたっての人材が足りない。
(測量や田植えなど田植えまでには準備も大変で、手伝ってくれる人を探すのが難しい。高齢化によって年々大変になっている。などがありました。)
それらをうまくやられていたのが、やはり「世界一の田んぼアート」と言われる「青森県。田舎館村」さんでした。
お城のような役場庁舎の最上階に展望台を作り、そこで入場料を頂く。
混雑時には2時間待ちになるほどの人気で、年間来場者は30万人。入場料だけでも5千万円を超えるのだとか。
こうする事が出来れば「資金面」の問題は解決出来るかもしれません。
また、素晴らしいアートを毎年続ける事で、「この芸術的な田んぼアートに参加したい」という参加者が千人を超えるそうです。
そこでも「人材面」のハードルをクリアしていました。
他の地域の方の「問題点」や「特徴」をお聞きしているうちに気付いた事は私達【縁人】の田んぼアートの特徴は
「吊り橋から見下ろせる事」
これは他の地域の方が苦労されている、田んぼアートを見る為の「高台作り」や「遠近法」がいらなくなるという事になります。
他の地域の方は田んぼアートを見る為の「足場の高台」を作るか、遠くの「丘の上から眺める」事が必要となります。
何十万円もかけて「20人が乗っても大丈夫な10mの高台」を作るのが精一杯で、「絵を真上から見る」という事は難しいのだという事が分かりました。
また、「遠くの丘から見る」場合には、「遠近法」を用いて書かないと、絵をほぼ斜めから見る事になり、何の絵が描いてあるのか分からなくなってしまいます。
縁人ではそれを知らずに偶然「吊り橋の上から見える位置」の田んぼにしましたが、「見晴らし台」を作る事もなく、「一度に何百人もの方が見られ」「遠近法を使わずに済む」など、よその団体のお話を聞く事によって、「自分達の長所」に気付かされる結果となりました。
また「田園プラザにいらしたたくさんのお客様に村内を散策していただきたい」という点でも道の駅から吊り橋の距離感はちょうど良いと思いました。
シンポジウムに先がけての【基調講演】
講師は「旭山動物園」の園長「坂東 元」さん。
つい20年ほど前までは廃園寸前までに追い込まれていた日本最北の動物園。
当時はエサ代を捻出するのが精いっぱいで、修繕費の一万円がなくて困っていた時代もあったそうです。
そんな「旭山動物園」が世界的に有名になったきっかけは「四角いコンクリートに鉄格子」という人間にも動物にもつまらない従来の展示方法をやめ、動物本来の生き生きした姿が見られるようにする「行動展示」に変えた事。
アザラシが泳ぐ姿を間近で見られたり、ヒョウなどが寝ている姿を真下から見られたり、ペンギンが集団で散歩をする姿を見せるようにした所、爆発的な人気となり、世界中の動物園に革命を起したそうです。
基調講演から学んだ事は「お金をかけなくてもアイディアでどうにかなる事も多いという事。」
大変参考になりました。
オリの中で飼われているヤギを見るのと、こういう生き生きとしたヤギの姿を見るのとでは、人間にとっても動物にとっても後者の方が良いに違いありません。
今回の主催地となったのは「JAたいせつ田んぼアート実行委員会」さん。
地元のJA青年部の方が中心となり、絵柄は「旭山動物園」とのコラボで「動物」がテーマになっています。
これは田んぼアートを見る為の「見晴らし台」です。
一度に大勢が登ると危険なので、20人を定員とし交代で見るという方針でした。
また、今回のサミットに参加してみて気付いた点は、この「見晴らし台」を作る費用に苦戦している地域が多いという事でした。
バケツ稲で各種の色の苗が展示してありました。
田んぼに近寄らなくても葉っぱの色あいや質感などが身近に分かり、これは良いアイディアだなと思いました。
色は全部で6色ほどありました。
原画となる絵は地元のイラストレーターの女性の方に「動物の絵」をお願いしたそうです。
こちらは「青森県・田舎館村」の田んぼアートの現在の生育状況ですが、たくさん参加した団体の中でもクオリティーの高さは群を抜いていました。
ここまでのクオリティーで仕上げられると、「お客さまもたくさん来ますし」「入場料を払ってでも見てくれる」「この絵を一緒に作ってみたい」という参加者が増えるそうです。
今回のシンポジウムで出た「田んぼアートの課題点」は「田んぼアートのクオリティーを年々上げてゆく事」で解消出来る道があるのでは。
という総括されれました。