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【縁人~enjin~】とは

縁人は平成23年に川場村と東京・世田谷区との「縁組協定30周年記念事業」の際に川場村の若者達と世田谷区の若者達で結成された「地域おこしのグループ」です。
年々メンバーが増えていて、現在30名を超えた所です。

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川場村には農業団体・商工会・公務員・会社員・消防団など様々な団体がありますが、それらが垣根を越えて「村に住む若者達が一緒に顔を会わせる機会」は意外と少ないものです。


「商工会は商工会の方と会う事はあっても、農業の青年部の方と会う機会は少ない。」
「出勤途中に車ですれ違う事はあっても、ゆっくり話す機会は少ない。」
「すぐ近くに住んでいる同級生でも、会う機会が少ない。」
など、小さな同じ村に住んでいながら、意外と会って話す機会は少ないものです。

農業会や商工会、サラリーマンや公務員。そういう職業の垣根をなくして川場村で暮らす若者達が集まって「川場村はこうなったら面白い」とか「皆で協力して川場村が元気になるイベントをやってみたい」という話が記念事業の準備委員会の席で出ました。
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「同じ志を持った村の若者達が集まり、協力して村を元気にするようなイベントが出来ないものか?」
という前・遠藤隊長のアイデアから「縁人~enjin~」は誕生しました。

事務局長の星野さんは農業団体の代表、副隊長の砂山さんは商工会の若手のリーダー、事務局をして下さっていた今井さんは「川場村百人委員会」の元メンバー。
自分もこの案には大賛成だったので話はどんどん膨らんでゆきました。

「川場村と言えばお米が美味しい地域」→「友好関係の世田谷区の方と交流をしながら、何か田んぼを使ったイベントが出来ないか?」
という事で3年前より「田んぼアート」が始まり、今年で無事4年目を迎えます。

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川場村は人口3400人のとても小さな村ですが、自分も住んでいて「とても元気があり、魅力的な村」だと思います。

川場村産のコシヒカリ「雪ほたか」はお米のコンクールで全国でも一番連続して金賞を受賞中です。
【お米】は沖縄から北海道まで、日本全国で作っていない地域がないくらいの【日本の農産物の代表】ですが、その中で自分達のふるさと「川場村のお米」がもしかしたら「日本一美味しいお米の地域」になっているのかもしれないのです。

これは川場村で暮らす者としてとても誇らしい事です。

そんな恵まれた自然に対し「何か少しでも自分が川場村に恩返しを出来る事はないか?」と考えるようになりました。

また、道の駅【田園プラザかわば】も「関東・好きな道の駅ランキングで5年連続第1位」です

道の駅は今も年々増え続け、現在では全国で【1030駅】にまで増えています。
その中で、こんな小さな村の道の駅が全国から注目される道の駅NO.1になっているのです。


「こんな小さな村の中のどこにそんなパワーがあるのか?」と、村に住んでいる一人として考える事があります。

お米が美味しいのは「川場村の豊かな自然」のお陰でしょうし、色々な事業を展開出来ているのは「人と人が協力し合えているから」ではないかと思うのです。

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川場村では今から20年前「世田谷・川場10周年記念事業」の際に今の縁人の原型となる【百人委員会】という会がありました。


当時の村の若者達が毎晩集まり、「川場村を元気にするイベント」などを行っていました。
そこで活躍していた方々が今、川場村のリーダーとして活躍しておられます。

何か事業を行う時に当時の【百人委員会】で作られた絆により、お互いがお互いを良く知っている為、協力し合い、話がスムーズに進んでいるのではないかと思います。

他の地域の方にお聞きすると「何かをしようとすると、すぐに足を引っ張る人がいる」や「地域の中に派閥のようなものがあり、なかなか協力し合えない」
という問題点があり、それが地域の発展の足かせになっているとの事です。

「最近の川場村は勢いがある」と言って頂けるのは今から20年前の【百人委員会】の頃に、当時の若い人同士が夜遅くまで語り合い、絆を深め、その方達が「横のつながりを持ち続け」村の中枢で活躍して下さっているからではないかと思うのです。


村の中で何かをする時、成功するかどうかは結局は「人と人とが協力出来るか」ではないかと思います。


縁人が当時の【百人委員会】にならって、そんな団体になる事を期待しています。

それには今の20代から30代の若者が職業の垣根なく集まり「村の将来について話し合ったり、お互いの絆を深める為に会ったり話したりする【機会】」を自分達で作らなければ、と思うのです。


若い人がたくさん集まって、お酒も交え村の事について話したり、自分の思っている本音を出し合う。

すると不思議と新しいアイデアや、ワクワクするような話が出てきます。

この時に出来た「絆」や「人と人との横の繋がり」こそが20年後の川場村がさらに発展できるエネルギーになるのではないかと思うのです。


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新品種の試験栽培。

お米にはたくさんの品種や種類がありますが、その中でもコシヒカリはダントツの食味です。
昭和31年に開発されてから60年近く経ちますが、未だに食味コンテストでコシヒカリを抜く品種は現れません。
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しかし、品種改良などの技術は年々進化しており毎年新しい品種のお米も誕生しています。
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今回は試験栽培を行う事により、コシヒカリでも雪ほたかでもない、それらを超える川場村独自のオリジナル品種が作れないかという試験です。

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品種登録する事により、日本のどこでも買えない川場村だけで買えるお米を作れないかと試験しています。
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この地域の気候や風土に合うか、などたくさんの試験や試食を繰り返し、今までになかったコシヒカリを超える品種を探しています。

【面倒くさい関係】について

皆さん日頃、縁人の活動にご協力頂きましてありがとうございます。

以前書かせて頂いた「縁人への想い」ですが、新体制になり、新しいメンバーも入ってくれたので「再投稿」させて頂きます。

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「イベント」をやるという事は色々と大変な事も多く、田植え、草刈り、毎日の水の管理、稲刈りなど「田んぼアートいいね!」と一言で言っても、一年を通すと目に見えない大変な作業も結構多いものです。

メンバーの方にとっては、寝ていられたり、遊びに行けるはずの「せっかくの休日」に草むしりなど作業をお願いした事も多かったと思います。

ではなぜそんな大変なイベントを行うのでしょうか?
「村の活性化」「世田谷区との友好関係」「仲間同士の絆作り」等々、色々あると思います。

中には「あの先輩に頼まれたら断れない」とか、「昔、部活動の先輩後輩で世話になった」とか、「仕事でいつも面倒を見てもらっているので簡単には断れない」という方もいるかもしれません。

今時の若い方の言い方をするならば、それは「面倒くさい関係」かもしれません。

今回はその【面倒くさい関係】について。


「村」という組織は昔から「助け合い、面倒を見合い、協力して」成り立ってきた面があると思います。

「あの人に頼まれたら簡単には断れないなぁ・・」という先輩が誰にもいると思います。

そういう「断れない先輩」は面倒くさいだけではなく、自分が仕事などで困った時には必ず「背中で助けてくれる先輩」でもあります。
これは今までに自分が強く感じた実体験でもあります。

そういうわずらわしい人間関係が面倒くさくて、人を頼りもしないし、頼られるのも嫌。人には干渉せず、隣の家の方の顔も知らないし、挨拶もしない。
そういう「サバサバしたクールな暮らし」は確かに「面倒くさい」事はないでしょう。
現に都会ではそういう生活が当たり前になりつつあります。

しかし、はたしてそんな生活が豊かで楽しい生活と言えるのでしょうか?

また、自分が本当に困った時に助けてもらえるでしょうか?


自分は誰でも多かれ少なかれ、人に助けられ、自分の役割があり、【人と人との人間関係・付き合い】があるから社会は成立し、生きてゆけるのではないかと思っています。

村では昔から火事があれば全員で協力して消しました。豪雨があれば地域全体で川や橋を直し、葬式の際には隣近所が力を貸し、結婚式などは地域全体の祝い事として成り立ってきました。

また、そういう付き合いが出来ない人「自分だけが良ければ良い」「助け合いなどしたくない」という考えの人は村では暮らせなかったのだと思います。

「困った時はお互い様」の精神です。

最近では火事は消防署員が消すもの。葬式は葬儀屋がやるもの。災害復旧は業者がやるものと、村の中でも時代と共に意識が変わってきているのを感じます。

その為、【同じ村に住んでいながらも知らない若者同士】というのが昔と比べて、とても増えてきているのを感じます。

縁人で活動をして、一番良かったなと思う事は【川場村の中に若い知り合いがたくさん出来た事】です。
今までなかなか知りあうきっかけがなかった方と、とても親しくなれました。

役場に行って右を向けば小池くんや角田くん。
左を向けば村山くんや五十嵐くん。
役場に行くと、なんとなく皆に見られているようで緊張したのですが、お陰で行くのがだいぶ楽しみになりました。

ふるさと公社に行けば3人衆。

他に商工会の方や農業会、そして世田谷区役所チームの皆さんや参加して下さった多くの世田谷区民の皆様方、とても多くの方と親しくさせて頂きました。

これは縁人の活動がなかったら、無かったであろう関係だと思います。

何十年後か、役場の若いメンバーが年を重ね、課のリーダーとなり村の重要なイベントやプロジェクトを行う時、「今、面倒くさいと思っている関係」は「この上ないネットワーク」になるでしょう。

【昔、若い頃、縁人で一緒に田んぼアートをやった仲間】

という関係がどれだけ強く効いてくるかを想像してみて下さい。


メンバーは年を取ってもきっと助けになってくれます。
「こんな時に頼れるのはあの人しかいない」という存在になっていると思います。

それは今、サバサバして「楽な道」を選んだ人には無い絆です。

いずれ皆年を取り、役場の若い方が総務課長さんになり、ふるさと公社の方が社長になり、商工会の会長になり、農業団体の代表になるかもしれません。

そこで改めて全員が顔を合わせる機会があったとしたら、「初めまして」ではなく、もう川場村のプロジェクトは半分成功しているようなものです。


「未来の川場村を元気づける為の若者同士の絆作り」
こそ縁人の最大のテーマであり、活動意義の一つではないかと思います。


建物を作ったり、道路を作ったり、目に見える「ハード」にお金をかける事は簡単ですが、「村に住んでいる人同士が仲良くなり、協力出来る絆作り」はどちらかというと「ソフト」の投資になり、それゆえ村もお金を出しにくいものです。
しかしそれが将来的にどれだけ重要な投資になっているのかは明らかです。


その点川場村では村を挙げて縁人の活動をバックアップして応援してくれています。そういう所が今の【川場って最近活気があるよね!】と多くの方に言って頂いている要因なのではないかと思うのです。

今、メンバーは20代~30代ですが、何十年後か、それぞれのポジションにおいて、この村の責任を背負わなければいけない立場になると思います。

その時にこそ、今作っている縁人の【目に見えないネットワークが発動】する時だと思っています。

それは簡単な事ではなく、【面倒くさい事を地道にやってきた人】だけが手に入るものだと思うのです。

なんだか上手く伝えられませんが、それって凄く大事な事ではないかと思うのです。

田植え祭り

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happy01【田植え祭り】happy01

5月29日午前10時より道の駅【田園プラザかわば】において川場小学校5年生による田植え祭りが行われます。good

男子は白装束(しろしょうぞく)女子は絣着物(かすりきもの)の伝統衣装に着替えて行われます。
バックコーラスには「るりこ星」さんの田植え唄の生演奏。

子供達の良い想い出になってくれればと思いますdelicious

5月26日。生育状況。

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この週末で川場村の田植えもほとんど終わったようです。

秋に美味しいお米になるよう、毎日水の管理が続きます。

5月23日。

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川場村の田植えは現在約半分終わったところです。
兼業農家の方は今週末に田植えをする方も多いと思いますので、来週までにはほとんどの田んぼに稲が植えられる予定です。

第一回【縁人〜enjin〜deカフェ】開催しました。

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川場村内には中野のパン工房「グリエッツィ」さんや、永井酒造の「蔵カフェ」さんなど、お洒落で素敵なお店がたくさんあります。

「縁人〜enjin〜deカフェ」(仮称)とは、いつもの堅苦しい会議室を飛び出し、村の人でもまだ知らない人もいる、そういう素晴らしいお店をお借りし、「お茶でも飲みながら川場村について熱く話そう!」という会です。
記念すべき第一回は川場村・湯原にあります事務局長が運営する【ティア・ツリー】さん。
メンバーの多くも、近くにありながら初めて来た。という方も多く、そのお洒落な店内に驚かれていました。また、今度友達が来たら、是非紹介したいなどの声も聞かれました。
縁人deカフェには村の素晴らしい施設を、まず村の人が体験し、外に向けて紹介してゆく。という意味もあります。
会議では「これからの縁人はこうなるともっと良い」や、「川場村は将来こうなったら面白い」など、若い人が日頃感じている熱い意見がたくさん出ました。
ゆくゆくは縁人が主催し、村の人は誰でも気軽に参加出来るカフェになったら面白いかも。という意見もありました。
個人的には春・夏・秋・冬。年4回くらいのペースで行えたらなと思っています。

水の見まわり

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朝、スーパーカブで田んぼの水の見回りに出かけます。

朝は風がなく、田んぼは鏡のように雲を映し出します。

川場村は今週末あたりが田植えのピークになりそうです。

丸の内朝大学農業クラス田植え体験

田んぼ部会小林君の田んぼで田植え体験が行われました。

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「丸の内朝大学とは」
東京丸の内に勤めるサラリーマンやOLさんが、朝少しだけ早起きして集まり、趣味の事や自分磨きなどの勉強に集まる会です。

今年の農業コースのフィールドワークに川場村を選んで頂きました。

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「英語」「ヨガ」「農業」など、これやりたいけどなぁ。
と思っていてもなかなか時間がなくて出来ない事を朝少しだけ早起きして勉強する会です。

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丸の内朝大学の皆さんはその名の通り丸の内に勤務されている方がほとんど。
お医者さん、弁護士さん、システムエンジニア、飛行機会社の広報担当、雑誌編集者、英語の本を翻訳家、大学院博士課程の方、霞が関勤務の方、製薬メーカー、検査技師、不動産鑑定士、などなど。
多彩な職業の30名でした。

自己紹介では自分の職業と「農業クラス」を選択した動機を発表。
「農村・里山の魅力に興味があった」「1日コンクリートの建物の中でパソコンと向かい合う仕事。土に触れての癒しを求めた」「田植えをしてみたかった」「自分の食べている食料がどう生産されているのかを知りたかった」などなど。


農業コースの受講生の多くが若い女性だったのが驚きでした。

農業って意外と人気があるんですね。

今日の川場村。

苗の用意も田んぼの用意も整いました。
これから約一ヶ月間で川場村の田んぼに稲が植えられてゆきます。
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