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フォレストタウン*かわば
木材コンビナート事業整備完了!

 平成24年に構想をスタートさせ、平成27年から施設整備をしてきた木材コンビナート事業。ついに全ての整備が完了しました!

「株式会社ウッドビレジ川場」の立ち上げ

 平成24年2月、森林資源を活かして地域を興すという志を同じにした東京農業大学、清水建設鰍ニ「元気なふるさとづくり協定」を締結し、「木材コンビナート構想」を立ち上げました。この構想は、これまで山に放置されてきた間伐材を活用するために製材―発電―農業と、連結した三つの事業を興し地域振興に繋げるものです。平成27年4月、本構想を遂行するため、川場村、利根沼田森林組合、清水建設鞄凾ェ出資する「株式会社ウッドビレジ川場」を立ち上げました。

図:木材コンビナート構想

拠点となる製材所の始動

 山の木材を里山へと下ろし活用する拠点となる製材所が平成28年に稼働を開始しました。主に利根沼田森林組合から丸太を受入れ、角材や板材へと加工して半製材品として出荷し、製材品に向かない低質材は切削して木質チップへ加工しています。木質チップは後に稼働する自社の発電所で使用しますが、その多くは近隣の大型木質バイオマス発電所へも販売しています。この製材所で川場産の材に価値を見出し、多くの方に使ってもらえるようにと事業を拡大し、さらにはブランド化を図り認知度を広めていきます。

木質チップ製造のながれ

図:木質チップ製造の流れ

川場の自然エネルギーを世田谷へ

 平成29年4月には木質バイオマス発電所「森林の発電所」が稼働開始しました。自社の製材所で製造した木質チップのみを燃料として発電しますので、この電気は完全地域産のエネルギーです。
 発電した電力については、縁組協定を締結している世田谷区民約40世帯の方に向けて売電しています。発電所が稼働して以来、自然エネルギーを媒体とした新しい地域間交流のモデルケースとして事例紹介にあげて頂くこともあり、多方面で注目を集めています。

木質チップから電気を作る仕組み

図:木質チップから電気を作る仕組み

木材コンビナート事業のさらなる発展を

 発電時発生する熱は、通常廃熱となって大気中に放出されてしまいます。この廃熱を暖房として有効利用するために平成28年に農業事業を立ち上げ「森林のいちご園」という名称で、現在ハウス2棟分のいちごを栽培しています。生産したいちごは道の駅川場田園プラザで販売しており、首都圏からの観光客から評判を集めています。

 昨年まで廃熱を供給するための配管が未整備のままでしたが、今年春にようやく工事が完了し、木材コンビナート事業一連の整備がこれにて完結しました。今年冬から発電所からの廃熱を暖房に利用し、低コストでクリーンないちごとしてブランド化を加速させていきます。

 木材コンビナート事業は更なる発展を目指していきます。昨年度末に木造農業用ハウスを発電施設内に建設しました。この木造ハウスで現在、南国の果物であるマンゴーを栽培しています。マンゴーの栽培方法は特殊なためまだ手探り状態ですが、来年以降、道の駅で販売する予定です。

 ウッドビレジ川場は、今まで活用されてこなかった森林資源を活用し、林業振興と産業の発展を目指す取組を今後も続けていきます。

いちご
マンゴー



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