川場村は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質により、環境汚染を受けたため、国の「汚染状況重点調査地域」の指定を受けました。状況を回復するために除染活動に取り組むことを決め、村長を会長に村内の各代表者及び国・県等の関係機関の代表者からなる「川場村除染対策協議会」を設置しました。
これに伴い、役場内に除染対策室を新設し、「川場村除染実施計画」を策定して国へ提出しているところであり、現在その承認を待っているところであります。承認後、速やかに除染事業を行います。
除染については、「平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染に関する特別特措法」に基づく除染関係ガイドラインを踏まえて除染に取り組み、長期的には追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になることを目指します。
除染活動は、村民の皆様のご理解とご協力をいただきながら進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 |
| 除染対象区域及び実施する区域等 |
文部科学省航空機モニタリング調査において、村全域が国の定める基準値の毎時0.23マイクロシーベルト以上であり、川場村の行った平成24年3月の測定調査(別表1)でも毎時0.23マイクロシーベルト以上の値が計測されていることにより、川場村全域を対象とします。
また、村内全域が除染実施計画の対象となるため村内の全施設を除染対象とし、各管理者が除染を行うものとします。(別表2)
別表1 【各行政区の平均空間線量率】
(単位:マイクロシーベルト)
| 区名 |
平均空間 線量率 |
区名 |
平均空間 線量率 |
| 門前 |
0.27 |
萩室 |
0.31 |
| 谷地 |
0.31 |
立岩 |
0.28 |
| 川場湯原 |
0.33 |
生品 |
0.27 |
| 中野 |
0.35 |
天神 |
0.30 |
| |
|
全村平均 |
0.30 |
別表2 【除染対象施設と実施者】
| 除染対象 |
実施者 |
| 小・中学校、幼稚園、保育園、世田谷区民健康村 |
村・東京都世田谷区 |
| 村内の全ての公園※1 |
県・村 |
| 公共施設等※1 |
村 |
| 通学路(側溝を含む)※1 |
県・村 |
| その他の道路(側溝を含む)※1 |
国・県・村 |
| 河川 |
県 |
| 山林※1 |
国・県・村 |
| 民有地(住宅・農地等) |
村・所有者※2 |
※1 公園、公共施設、道路等については、除染の具体的対象については、今後、国・県などの関係機関と協議して定めます。
※2 所有者と協議の上、村が除染を実施します。なお、その場合、清掃等の簡易的な除染については、所有者のご協力をお願いします。 |
| 除染作業の方法 |
|
村内で行う除染の方法は概ね次のものを想定しております。
【除染対象施設と除染措置の内容】
| 除染対象施設 |
除染方法(下記の中から必要な方法を選択して実施) |
小中学校、幼稚園、保育園、
世田谷区民健康村 |
屋上等の清掃、拭き取り、ブラシ洗浄
雨樋等の清掃、洗浄、汚泥の除去
側溝等の清掃、洗浄、汚泥の除去
庭等における表土等の除去、天地返し、覆土
芝生・草地の刈取り、深刈り、剥ぎ取り、張り替え
客土・圧密による原状回復
枝葉の剪定
遊具・運道具の清掃、拭き取り、ブラシ洗浄 |
公園、児童公園、スポーツ広場、
田園プラザ |
側溝等の清掃、洗浄、汚泥の除去
庭等における表土等の除去、天地返し、覆土
芝生・草地の刈取り、深刈り、剥ぎ取り、張り替え
客土・圧密による原状回復
枝葉の剪定、低木等の高圧洗浄
遊具・運道具の清掃、拭き取り、ブラシ洗浄 |
| 公共施設等(上記以外のもの) |
屋上等の清掃、拭き取り、ブラシ洗浄
雨樋等の清掃、洗浄、汚泥の除去
側溝等の清掃、洗浄、汚泥の除去
芝生・草地の刈取り、深刈り
枝葉の剪定 落葉の除去、除草
遊具・運道具の清掃、拭き取り、ブラシ洗浄 |
通学路、その他の道路
(県道、村道、農道、林道) |
(路面)散水車及び清掃車によるブラッシング
(路面)手作業による付着物・堆積物の除去、ブラシ洗浄
(路面)歩道洗浄、除草
(側溝・水路)泥等の除去、除草、洗浄
(法面)除草、表土等の除去 |
| 河川(生活圏隣接) |
落葉・枯枝・流木除去
除草 |
| 山林 |
落葉・枯枝の除去
樹木の枝打ち |
| 民有地(住宅) |
壁面の清掃、拭き取り
雨樋等の清掃、洗浄、汚泥の除去
側溝等の清掃、洗浄、汚泥の除去 |
| 民有地(農地) |
反転耕、深耕、除草等
樹皮の洗浄及び剪定・剪枝(永年性作物の栽培農地に限る。)
反転耕・深耕・牧草地への措置(牧草地に限る。) |
|
| 除染作業期間 |
除染作業期間は原則として、平成24年度から平成26年度までの3年間とします。ただし、山等については、汚染状況の詳細、除染方法の詳細、除染処置の効果確認方法などが未定のため、平成28年度までの5年間とします。
詳細な除染作業計画は各年度に分けて作成し、計画に従い実施します。
【除染対象施設及び除染期間】
学校施設、世田谷区施設 平成24年度
児童公園 平成24年度
村有公共施設 平成24〜25年度
村道(通学路) 平成24〜25年度
村道(通学路以外) 平成25〜26年度
民有地(住宅・農地) 平成24〜26年度
国有林地域 平成24〜28年度
県道、河川敷 平成24〜25年度
県立公園、森林 平成24〜28年度
除染の進捗状況や除染方法の技術開発、国や県の方針等により、適宜、計画期間の見直しを行っていきます。
また、空間線量率の測定結果、及び除染の実施状況や除染の効果について、広報誌やホームページ等で随時公表します。
放射線量の計測を希望される方は、下記までご連絡ください。
なお、1日の作業量には限度がありますので、お待ちいただくこともありますのでご理解くださいますようお願いします。
問合せ先 役場むらづくり振興課 除染対策室 TEL:内線145 |